KIMONO-HOLIC

女だけど男装着物で世界一周したキモノ好きのブログ。

女だって男物を着たい!男性用着物を着付ける女性が気をつけるべき3つのポイント。

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今日は着付けの際の意識に関してです!

私は女性ですが、男物を着たりします*

そんな風に最近は、

女性の方でも男性用着物を着たいという方も増えているようです♪

反対に女性用を着る男性の方も。

しかし性別が違うと、体型はやはり違うものですよね。

 

この記事では、

「男物を着てみたいんだけど、

どんなことが違うのかわからない。

変にならないか、着崩れないか心配。」

という女性の方にぜひ読んでいただきたいです♪

私自身も

やはり女性の体で男物の着方をする時気をつけるポイントというのがあります。

 

基本的には着物だってファッションですから、

各々の美的センスで自由に着こなしを楽しんだらいいとは思いますが、

この記事ではひとまず基本的に

女性が男物で着流しをする際に気をつけると綺麗に見えるよというポイントについてお伝えしようと思います!

 

胸があることを自覚する

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まず女性の身体の特徴その壱、です。

男性は胸板がまっすぐなので気にすることないのですが、女性はまっすぐじゃない部分があるわけです。

悲しきかな、あんまり胸のない私でも

男物を着るとやはり長着が男性のようにストンとまっすぐ行かないことを実感します。笑

するとどうなるかというと、

胸元・襟元が開いてくるのです。

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こんな感じに。

しかしこれで格好つくのは昭和の男前俳優や文豪くらい。笑

いい味した白黒の時代映画とか見ると、ざっくり胸元開いてても気にしないワイルドな男性とか出てきたりしますが、

現代で若い女性の胸元が乱れていては品がありませんよね。

 

アイテムで補正するもよし

なので、ちょっとした工夫とアイテムで補いましょう。

実際私が着る際ですが、

長襦袢を締める腰紐の位置を高めにするようにしています。

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長襦袢は襟元や袖口くらいしか外から見えませんよね。なので腰紐は、どこで締めようと上に長着を着るので隠れます。

着流しの際の角帯は腰骨あたりで締める方が格好いいですが、実際のところ女性の体はくびれがあるので、一番しっかりズレないように締められるのはくびれ付近。

そのため、中の長襦袢の腰紐はくびれあたりできちっとしっかり締めておけば、例え長着の襟元が着崩れて開いてきてしまっても長襦袢の襟元まではだけることはそうありません。

あんまり長着の腰紐の位置と差をつけすぎると気持ち悪いですが(私は。笑)、ちょっと位置を変えるだけでホールド力が変わってきます*

 

次に私がよくするのは

お腹のくびれの部分にタオルなどを入れ、少し膨らみを出すことで胸から腹にかけての凹凸を穏やかにする方法。

その上でさっきのように長襦袢を着ると、よりしっかり締まりシャキッと着られますし、

長着も腰紐と帯で安定して抑えられるので、かなり襟元・胸元が開くのを抑えられます。

 

そして最後の手段としては、

裏から長着の襟を安全ピンで留めておくのも有効です。

そうすることで確実に開いてきません。

ちなみに止める場所は首から帯までの中間くらいをオススメします。

上すぎても下すぎても反対側がパカパカして不自然なので、

かるく真ん中あたりを止めましょう。

ピンで止めてる時に着崩れてきたりしたら、かえって襟元が不自然になることもありますが、

そうならないように着ている最中は出来るだけ着崩れてないかチェックして、開いてきそうな襟元をシャンとさせたり、上がってきた角帯をしっかり下げたり、

さりげなく直す癖をつけておくと良いと思います。

 

ウエストのくびれを自覚する

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先ほども触れましたが、くびれ攻略が着付けのカギです。

女性の体格におけるもう一つの特徴、

それはウエストのくびれです。

私自身あまり美しい女性らしいくびれを持ってはいませんが、それでも男性の体より女性はくびれているものなのです。

そうすると起こりうること、

それが帯のずり上がりです。

男性は胴がわりと一定の幅なので角帯を腰骨で締めてもそうそう簡単にずり上がっては来ませんが、

女性は歩いたり走ったりすると簡単にずり上がり、くびれて細い分余計角帯が緩みやすくなってしまうのです。

 

そのため、前述の胸元対策同様

お腹にタオルを入れることでかなり防げます!

カンタンなタオル装着方法としては

ガードルを履き、くびれの下のあたりにタオルを挟むのです!笑

すると、くびれの段差が埋まるので腰骨で締めた角帯がカンタンにずり上がることはありませんし、タオル自体もガードルで抑えられているのでズレて気持ち悪くなりません!

できればタオルを細長く折って縫っておき、ぐるっと腰回り一周巻けると手っ取り早く360度くびれをカバーできるのでオススメです。

手間ですが、役に立ちます!

 

身体が曲線的であることを自覚する

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そして3つ目のポイントはシルエットについて。

前述の通り、女性は男性とは違い体つき自体も柔らかく曲線的です。

そのため、胴体のシルエットははまっすぐではありません。

しかし男性は体格も、それに伴った着物の着姿も直線的になるものなのです。

もちろん、

女性が男物を着る場合の話ですから、必ずしも男性と同じようにとはいかないものですが、

品がないよりはシャキッと着た方が

ハンサムな女性の着流し姿になれますよね。

わざわざかわいい柄の女物ではなく

比較的渋くて柄もおとなしい男物を女が着ようというわけですから、

かっこよく着こなしたいと私は思います。

 

そのため、直線的シルエットに寄せた方がシャキッと見えます。

帯が上がってウエストを強調してしまっては

対比で女性らしい下半身の丸みも強調されてしまうので、帯をしっかり下げて

くびれもヒップの丸みもピシッと抑え、上半身から一直線に見えるように意識しましょう。

 

ちょっとしたこなれポイント

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あと、ちょっとしたこなれ感演出ポイントについて*

帯を締める際に少しだけ前下がりになるようにすると粋でこなれた感じに見えます。

先程から言っている通り女性はくびれがあるのでこう締めにくいですが、お腹にタオルを入れればこの形でうまく締められますよ。

 

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www.kimono-holic.com

 

以上、

当たり前といえば当たり前かもしれませんが

女性が男物を着付ける際意識すべき3つのポイントについてでした!

でも正直、一見着崩れてるようでもトータルその人の着こなしがかっこ良ければそれが一番いいんだと思います(^∇^)!

私は歩いてて着崩れてきたら気持ち悪いと感じるので出来るだけシャキッと着られるようにしたい人なのですが、

みなさんはあくまでこれは参考に、

自由に着物を楽しんでください♪

 

M子。